春になると、卒業式で君が代を歌った歌わないのニュースを必ず目にします。
今日もそんなニュースを見かけて、複雑な気持ちになりました。

世間では「教師なんだから、公務員なんだから、国に従うべきだ」とか、
「いいじゃん、歌うぐらい。反対する意味が分からない。」という意見が多いらしいのですが、
私の記憶にある卒業式は、先生も生徒も君が代に反対するのが当たり前で、
それが正しいと信じて疑う余地すらありませんでした。
学校ではたったの1回も歌ったことがありません、君が代。
だから、国に歌えと言われても、歌えないのです。知らないから。
それに、歌うこと・覚えることに妙な罪悪感があります。

でも、県外に住んで初めて、それが当たり前じゃないということを知りました。
教育ってすげぇな〜大事なんだな〜と、本当に思います。

戦争をすることが正しいとは思わないけど、
私は自分が持つ「戦争」のイメージや概念が正しいという自信もありません。
私が思う「戦争」は、これは私の意見や考えじゃなくて、「ヒロシマ」の意見や考えなんです。
それを、ずっと、ずーーっと自分のモノだと思い込んでいました。

キューブリックの映画「フルメタル・ジャケット」なんかを観ると、
世界にはいろんな人がいて、だからこそ戦争が起きるんだ、とつくづく思わされます。
「戦争反対」って、自分達の視点しか知らずに叫んで、何の意味があるのでしょう。
そんなの、戦争をする人間と同じで、ただの押し付けなんじゃないか、と最近思います。
あの映画は、日本人には作れない映画です。
私は、そこにある「違い」を、もっと知りたい。もっともっと考えたい。

戦争や核兵器が当然のように選択肢にするりと入り込む国は、たくさんある。
それが正しいのか正しくないのかは、私には分からない。
君が代を歌うことが必要なのか不必要なのかも、正直よく分からない。
でも、聞いてあまりいい気分がしないのは確かだ。
それは私の意志じゃなくて、教育の賜物だ。

難しいことは分からないけど、私の周りの大事な人たちがいなくなっちゃうのは、嫌。
生きることは、苦しいことや悔しいことや悲しいことや恥ずかしいことばかりだけど、
でも時々でもいいから、一瞬でもいいから、どこかで笑えたらいいなぁって思います。

今はまだ、道の途中です。
これから自分なりの答えを探していこう。

「平和」って、なんだ?
「戦争」って、なんだ?

私は、どう生きればいい?


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